モラルハラスメント(モラハラ)が原因で離婚を考える方は多くいらっしゃいます。
モラルハラスメントは周囲にはなかなか理解されにくいので、専門の弁護士にご相談することをお勧めします。
ベリーベストでは、月間600件を超える離婚相談実績があります。モラルハラスメントでお悩みの方はご相談ください。全国18拠点で約130名の弁護士がサポートいたします。
モラルハラスメントとは
モラルハラスメントとは、精神的な暴力や嫌がらせのことをいいます。
身体的な暴力(ドメスティックバイオレンス=DV)とは異なり、
言葉や態度によって行われる精神的な暴力は、周囲の人になかなか理解してもらえず、自分が悪いのだと我慢して、そもそもご自身で被害を受けていることに気づいていない方もいらっしゃいます。
モラルハラスメントを理由に離婚するためのポイント
モラルハラスメントを理由に離婚するためには、
相手の言動が第三者から見ても耐えがたいものと言えなければなりません。>
訴訟離婚の場合、第三者である裁判官に理解してもらうために、夫・妻のモラルハラスメントを構成する行為の証拠を集める必要があります。
- ■ 詳細な経緯を記したもの
- ■ その日夫・妻に言われた言葉やされたことを詳細に日記に残したもの
- ■ 夫・妻の言動を録音・撮影したもの
- ■ 相手方から来たメールの中の侮辱的言辞
があればそれもよいでしょう。
第三者に夫・妻の言動がいかに耐えがたいものなのか理解してもらうために明らかな証拠が必要になるのです。
弁護士からのアドバイス
モラルハラスメントの被害者は、「自分が悪いから、このような事になったのではないか」と考えてしまい、「自分さえ我慢 すれば円満にいく」と考えてしまう我慢強い性格の人が多いため、心の中で「離婚をしたい」と思っていても、相手に突きつけることをせずに我慢している人も 多いです。
しかし、「自分が悪い」というのは,特にモラルハラスメントの被害者においては間違いです。「自分が間違っている」、「自分が悪い」という状態から抜け出さなければいけません。
モラルハラスメントの加害者は、自分が常に正しいと思っていますから、離婚を求めてきた夫・妻が悪い、自分は被害者だと考え、離婚に応じるとなっても、代わりに無理難題を要求してくることもあります。
加害者の言葉に惑わされることなく、正当な権利を主張する為には、専門的な法律知識を持った、冷静な第三者の手助けが必要になります。
まず、被害者が、自分は被害者だということに気付くことが大事です。
罪悪感を持ち、我慢を重ねた結果ストレスによる病気の併発も珍しくありません。
当事務所にはモラルハラスメントに悩む方のご相談も多くあります。